Yの悲劇と備えあれば患いなし


 最近では毎週末ランに行くのがお楽しみになっている我が家のヤンチマンですが、先日そのお楽しみのランで思いもかけぬ悲劇に見舞われました

 その日は少しランの草が伸びすぎているのが気になりましたが、いつものようにお友達と楽しく遊ぶヤンチマン。
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突然、地面に激しく顔を擦り付けだし何事かと・・・
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 『止めなさい!』と顔を見てビックリおでこは真っ赤、目も充血し、目の周りも口の周りも真っ赤でどう見ても膨れ上がっています。揚句にかゆくて顔を擦り付けた時に歯が当たったのか舌の先に血が・・・

 明らかに虫に刺された模様ですが草が生い茂っているせいで何の虫か分からず多分ムカデではないかと・・・。とりあえずかゆみの緩和と、腫れで気道が塞がれないようにベナドリル(抗ヒスタミン薬)を飲ませてかかりつけ医に走りました

 ヤンチの顔を見た先生、思わず苦笑い。先生、そこは笑っちゃダメでしょうと思いながらつい一緒に笑ってしまった悪い飼い主。ゴメンよ~
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題:『お岩さんになった僕』 これでも少しひいた状態です。

 すでに抗ヒスタミン薬を飲ませたということでステロイド注射を一本打って頂き様子を見ることに。翌朝まで腫れが引いていないようならステロイドを一錠飲ませて下さいという指示と共に帰宅。夜には口の周りがまだ少し赤かったものの随分腫れもひいたヤンチ。翌朝にはいつの顔に戻ってくれホッとしました。
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良かったね、ヤンチ

 今回初めてヤンチが虫に刺され、内心心臓バクバクながらもなんとか適切に対処できたのには一重にブリーダーさん達の豊富な経験と知識のおかげです。というのも、まだまだ自然が多く残るアメリカではムカデどころではない危険な昆虫や動物、猛禽類が沢山生息しています。居住地域によっては自宅の庭だから安心なんてものではありません。もう何年も前ですが自宅の裏庭で遊んでいた子犬がボブキャットに襲われ命を落とすという痛ましい話もありましたし、ガラガラヘビに噛みつかれた、梟に子犬がさらわれたといった話が今でもたまに聞こえてきます。蜂に刺されたという事故は結構あり(特に春から夏)、蜂に刺された時やアレルギー反応を起こした時の応急処置として『ベナドリル』を飲ませるのはブリーダーさん達の間では当然の対処法として浸透しています。ブリーダーさんによっては効果が速いということでベナドリルと併用してPepsid(ペプシド)を使われる方もいます。私も出かける時には必ずベナドリルを持参するようにと教えられていました。

 今回私が使用した抗ヒスタミン薬ベナドリルはアメリカでは一般用医薬品として薬局で販売されています。投与量としては1lb(約454g)の体重に対して1mg~2mgですから約8.5kgのヤンキーには一回につき1錠、もしくは2錠までは投与可能です。初めて投与するベナドリルに一瞬、大丈夫かな?という思いがよぎったものの、私の知る殆どのボストンテリアのブリーダーさんが愛犬達に対してベナドリルを使われているので安心して使用できました。

 ボストンテリア等の短吻種はアナフィラキシーやアレルギー反応によって気道狭窄や閉塞が起ると非常に危険なので、是非お出かけの際には持参して頂きたいベナドリルですが、残念ながら日本では厚生労働省の認可を受けていないので販売されていません。しかし、同じような薬を獣医さんで処方して頂き、いざという時の為に用意しておくことは可能です。

ベナドリルの有効成分はジフェンヒドラミンで睡眠改善薬のドリエルと同じ成分が配合されています。ドリエルも1錠につき有効成分がジフェンヒドラミン25mgですから充分代用出来ると思います。

 ただし、ベナドリルもドリエルもやはり薬品です。用意しておこうと思われる方は必ず愛犬の健康状態、体質をよくご存じの掛りつけの先生にご相談の上、処方して頂いて下さい。

 今回の出来事から改めて『備えあれば患いなし』ということを実感した私です。時は正に夏休み真っ最中。愛犬と共にお出かけの増える方もいらっしゃると思います。遠出でも近場でもお出かけの際に持参しておくと安心のFirst Aid Kitの一覧を作ってみましたので、良かったら参考になさって下さい。こんなものもあると良いんじゃないと思われた方は是非ご意見をお聞かせ下さると助かります

☆ 掛りつけ医の連絡先(電話番号)
☆ 遊びに出かけた先の近くにある動物救急病院(又は動物病院)の連絡先
☆ 防虫スプレー
☆ お出かけ用ボディタオル
☆ 除菌ができるウェットティッシュ
☆ ハンドサニタイザー(人間用)
☆ タオル大小
☆ アルコールに浸したコットン(100均で売っている小さなプラスティック容器に入れて置く。暫くすると乾燥するので必要に応じてアルコールを追加して濡らした状態をキープ)
☆ ガーゼ
☆ 伸縮性包帯(獣医さんで扱っているVetrapなんか便利です)
☆ 医療用テープ
☆ 携帯用鋏
☆ バンドエイド
★ 抗菌点眼液、眼軟膏(目が充血している時や目をシバシバさせている時に注してあげる)
☆ クイックストップなどの止血剤
☆ ヨードチンキ(イソジン)殺菌薬
☆ 綿棒
☆ 割り箸数セットもしくはそれに代わる板や段ボール(骨折した時に組み合わせて副木として使います)
★ 抗ヒスタミン薬(アレルギー、アナフィラキシーに)
★ ステロイド(抗炎症薬) ヤンチの場合はプレドニゾン5mgを1錠必要に応じて飲ませます。
☆ マイトマックス(整腸剤) 急な下痢に
☆ スプレーボトル 暑い日に身体に吹きかけたり、あまりお水を飲まない時に直接口の中に吹き入れます。熱中症対策。
☆ 愛犬が入れられる大きさのスリングやキャリー
☆ 大き目のペットシーツ
※★マークのものは掛りつけ医とご相談の上用意して下さいね。

結構な大荷物ですが、これだけ用意しておけば少しは安心してお出かけできると思います。

<野外に生息する犬にとって危険な生き物例>

ノミ
ダニ
ムカデ
クモ

ヘビ(マムシ等)


皆様、気をつけてご愛犬とのお出かけを楽しんで下さいね

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