ベルクレストボストンテリア ブログ



   
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
<< 2017 >>
プロフィール

luvluvbostons

Author:luvluvbostons
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
このブログをリンクに追加する
QRコード
QR
アクセスカウンター


現在の閲覧者数:


ストさんを迎えにの旅 5 ‐ 怒涛の二日間(後編)& 健全性への道のり 

   
 無事裏書を取得し、心軽やかに帰宅 後は帰国時の検疫検査を残すのみです。

 しかし、この日はもう一つ大切なイベントが・・・そう、ストさんのアメリカで受ける最後のアイチェック(CERF)です。

 午後4時からOrange Empire Dog Club(オレンジエンパイア・ドッグクラブ / 全犬種のクラブです)にて眼と心臓の集団検診が受けられるということでオレンジエンパイア・ドッグクラブのクラブハウスへ

CIMG8117_convert_20131024183207.jpgCIMG8122_convert_20131024183530.jpg
自前のクラブハウスを所有しているなんてなかなかリッチなクラブです。広い裏庭でアジリティの競技が行われることもあるそうです(ドッグショーには狭いとか)。

CIMG8118_convert_20131024183254.jpg 
 この日行われていたのは眼科検診と心臓(心音聴診)検診ですが、申込用紙を見ると狂犬病予防接種に始まり、混合ワクチン接種、マイクロチップの埋め込み、フィラリア検査、ボルデテラ検査、甲状腺検査、ヴォン・ウィルブランド検査等を年二回クラブが主催するヘルス・クリニックで受けることが出来るようです(羨ましい)。しかも、集団検診なので安い!(メチャクチャ羨ましい!)
CIMG8124_convert_20131024183651.jpg

私たちが到着した時にはすでに何人かの方が受付を済ませ検査の開始を待たれていました。
CIMG8120_convert_20131024183452.jpg

こちらの黒いテントの中でアイチェックを行います。
CIMG8119_convert_20131024183344.jpg

神妙な顔つきで順番を待つストさん。白髪多いな。若白髪の家系です。
CIMG8128_convert_20131024183738.jpg

検査の開始前に瞳孔を開く目薬を注してもらいます。
CIMG8129_convert_20131024183810.jpg
約10分ほど経つと目の感覚がボヨ~ンとしてきます。自分の意思に関係なく瞳孔が開いてるなっといった感じでしょうか?(体験談 by yuko

CIMG8132_convert_20131024183850.jpg
検査開始を待つ間にもぞくぞくと検査希望者がやってきます。ワンちゃんの種類も多彩。

CIMG8139_convert_20131024183936.jpg
 アイチェック担当、獣医師のチャン先生登場。ストさんは2番目の受診犬でした。本来は真っ暗な中、スリットランプ(細隙灯)の光のみで眼の中を調べるため写真撮影は出来ませんが、私の記録の為とアイチェックが実際にどんな風に行われるのか見て頂きたく、撮影協力をお願いしました。チャン先生、快くご協力頂き有難うございました。

IMG_1908_convert_20131024184049.jpg
 結果は今年も問題なしで万々歳です シャーリーによるとストさんの血統(EL-BO'sライン)は老年性白内障(6、7歳くらいから白内障が始まる)を発症する血統なので、彼女はブリーディングを行う際、白内障の発症を10歳以上まで遅らせる、可能ならば死ぬまで発症しないよう交配相手を吟味し、血統の中に流れる負の遺伝因子を薄める努力をしてきたそうです。なので日本に行っても引き続き毎年ストさんの眼の状態について教えて欲しいと言われました。大丈夫、チャンとやりますよ、年一回のアイチェク

 オレンジエンパイア・ドッグクラブではヘルス・クリニック以外にも(ドッグショーの為の)ハンドリング・クラス、家庭犬のしつけ教室、犬に関する様々なセミナーも定期的に主催しているそうで、誰でも申し込めば受診、参加出来るそうです(ようはクラブ会員でなくてもOKということ)。セミナーやヘルス・クリニックを通じてクラブ会員、そして犬を飼う地域住民全てのペットの健全性に対する意識を底上げしようというクラブの姿勢を本当に素晴らしいと思うと共に日本にもこういうクラブがあれば犬を取り巻く環境も変わるのにと思わずにはいられませんでした。

 こういった健全性を高めるための試みはアメリカのみならずヨーロッパ(アメリカ以上に犬の健全性に対する基準が厳しい)でも行われているようで、下記のレポートは是非皆さんにも読んで頂きたいと思います。宜しくお願いします。

『dog actually / 藤田りか子さんのセミナー「スウェーデンモデル~スウェーデンに学ぶ完全ブリーディング・コントロール」レポート(3)』

 よろしければこちらもご覧ください遺伝性疾患

 私がアメリカのブリーダーさん達と関わりを持ち出した頃、周りの方から『犬を取り巻く日本の環境(私たちのペットに対する意識も含め)は欧米に比べ40年遅れている』と言われたことがあります。あれから12年、以前よりは乱繁殖を行っていた悪徳繁殖業者に対する締め付けは厳しくなったものの、未だに社会全体の愛犬に対する健全性、特に繁殖に伴う遺伝性疾患等についての意識は低いままのような気がします。ドッグショーにおいても見た目やタイトルばかり重視され、健全性に対しては『臭いものには蓋をしろ』、または重要視されていない状態のままです。

 確かに犬も私たちと同様に生き物ですから、どんなに気をつけていても防げない病気は沢山あります。

でも、どうして防げるものまで防ごうとしないのか?

 この十何年の間にボストンテリアに関していえば、若年性白内障を引き起こす変異遺伝子の一つが見つかり、遺伝子検査(一生に一度の検査で日本でも検査可能です)が可能となりました。たった一種類の変異遺伝子の有無を調べる遺伝子検査ですが、一つでも多くの遺伝性疾患を減らす為の大きな一歩と言えます。それにプラスして毎年のアイチェックを行うことで愛犬の眼の異常をいち早く知ることが出来ますし、異常が見つかれば安易な繁殖への歯止めともなります。

 パテラ(膝蓋骨)検査も可能であれば専門医の診察を受けるのが望ましいですが、掛かりつけの獣医師にお願いすることも可能です。

 それ以外にもヒップ、脊椎、心臓、聴覚、ボルデテラ等交配を考える前にすべき検査は沢山あります。それらの検査を全てしても『100%大丈夫』という保障がないのが繁殖の現実です。それなのに見た目健康だから(遺伝性疾患には目で見てわかるものと検査をしないと分からないものがあります)という理由だけで交配に踏み切るのは生まれてくる命やその命を受け取り、愛する飼い主さんに対して非常に無責任な行為だと私は思います。

 『マザー・ネイチャーに委ねれば繁殖は誰にでも出来るけれど、良識ある繁殖が出来る人は少ない・・・。』

 これは今回私がシャーリーに言われた言葉です。今後私に愛犬を交配、繁殖する機会があるかどうかは分かりませんが(繁殖の現実を知れば知るほど安易に手が出せないなって思います)、そんな機会に恵まれることがあれば良識ある繁殖をしたいと思います。だから私はこれからも愛犬に必要最低限の検査を受けさせていきます。

 交配・繁殖がメインの毒吐き(?)になってしまいましたが、アイチェックとパテラ検査は交配には無関係のワンちゃんにも病気の早期発見・早期治療の為に是非行って頂きたいなと思います。

Banner1.jpg
Bellecrest Boston Terriers

クリックして頂けると嬉しいです
にほんブログ村 犬ブログ ボストンテリアへ
にほんブログ村 

スポンサーサイト
| comments(0) | - | page top |

テーマ:  ペットの健康・病気・怪我
ジャンル:  ペット



<< NEW | TOP | OLD>>