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『どうぶつ眼科専門クリニック』へアイチェックに行ってきました

   
 例年行っているヤンキーのアイチェック(眼科検診)ですが、今年はヤンキーの相棒ラファママの協力の下、大阪にある『どうぶつ眼科専門クリニック』に行ってきました。有難う、C恵ちゃん

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どうぶつ眼科専門クリニックは夜間救急センターの入っているベッツビルの二階にあります。

 今回こちらでお世話になることにした理由は、モチロン、眼科専門クリニックであるということもありますが、院長先生が『アメリカ獣医眼科専門医』であるということが大きかったです。というのもアメリカに居る間ヤンチが毎年の検査結果を登録していたOFA(Orthopedic Foundation for Animals)に引き続き検査結果を登録するにはアメリカ獣医眼科専門医による診断が必須です。二歳で日本に来て以来、2014年以外毎年欠かさず眼科専門医によるアイチェックは行ってきましたが、先生がアメリカ獣医眼科専門医の有資格者ではなかったので登録することが出来ずにいました。今回再び出来る機会に恵まれ嬉しい限りです 

 何故私が愛犬の検査結果を登録することに拘るのか・・・「愛犬の検査結果など飼い主である自分が分かってさえいれば良いもの」とアメリカのブリーダーさんの中にも検査はしても登録まではされない方がいますが、私はそれはとても残念なことだと思います。何故ならOFAに検査結果を登録するということは犬種の未来に向けてのデータベースを蓄積することだからです。ブリーダーが検査結果を抱え込んでしまうとブリーダーの死後、そのブリーダーが作り上げた血統の情報(良いことも悪いこともひっくるめた情報)が失われてしまう可能性があります。しかしOFAに登録することで血統の情報はブリーダーの死後も残り、その残された情報を上手く利用しながら残った、又は後に続くブリーダー達はその血統の長所を失うことなく自分達の血統に組み入れ、作出犬の向上に努めていくことが出来ます。

 もう一つこのデータベースの役割として、日本にはまだこういったデータベースが構築されていないのが本当に残念ですが・・・より健全な家庭犬を求めたいという人達の情報源であるということがあります。私も検査可能な遺伝性疾患の検査をチャンと行い、健全な犬の作出に努めているブリーダーを探す際にこのデータベースを利用しました。「うちの犬は健康です」、「ちゃんと検査しています」と、実際は根拠もなければ、必要な検査もしていないにも拘わらず口ではなんとでも言えるのが実状です。書面の検査結果を求めに応じて出してくれるなら誠意のある方ですが(但し何年も前の結果は一生に一度検査すれば良いもの以外は論外)、やはりこういった公式なデータベースの情報ほど確実で信頼性のおけるものはないと思います。なので残せる情報はチャンと残しておいてあげたいと思っています。

ヤンキーのOFA登録ページコチラ

 と、前置きが長くなってしまいましたが検査のお話に戻ります

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待合室で「いつもの楽しい場所じゃないよね」とチョッと緊張気味の二匹。

 その後、一匹ずつ個室に入り、検査開始。問診、触診から始まり、様々な眼検査を受けました。

細隙灯検査(スリットランプ検査。目に細い光を当て、角膜、眼房、虹彩、水晶体等に異常がないか確認します)
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眼底検査(網膜血管の状態や出血の有無を確認することで身体や目の病気を早期発見することが出来ます)
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シルマーティア検査(涙液量検査)
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「シルマー試験紙」と呼ばれる短冊状の試験紙を目と瞼の間に差し込み、約一分。どのくらい涙が染み込んだかで涙の分泌量を確認します。

フルオレス染色試験(染色液を目に入れ、眼球表面の傷や異物の有無を調べます)とローズベンガル染色試験(角膜の状態を確認)
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スクリーンに次々とヤンチの目の状態が映し出されます。
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 一通り検査が終わった段階で瞳孔を開く目薬を注し、待つこと20分ほど。今度は院長先生による「散瞳検査」です。まずは再度触診から・・・男性嫌いなのに沢山の男性医師に囲まれ、緊張~!のヤンチマン
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眼圧検査
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「トノ・ペット」眼圧計。白いプローブというプラスティックが飛び出してきてそれで眼圧を測るようです。

検査結果の診断書
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この用紙をOFAに提出して登録します。

 肝心の検査結果ですが、悲しいことに今年は心重いものでした

 まず左目に関して言えば老化による核硬化症(水晶体の核の部分に老廃物が溜まり起こる)が見られ、上皮角膜ジストロフィーの疑い(あくまでも疑いで確実ではない)有り。

 反対に右目に鎮座している点については今までの見立てに反して角膜ジストロフィーではなく付着物(実際に大きさに全く変化なし)という診断結果で、その原因が水晶体亜脱臼(水晶体が本来の位置からズレてしまった状態)ではないかということでした。先生が仰るには『テリアと名のつくものには多いですよ』と・・・正直今回の診断結果で一番ショックなものでした。原因としては遺伝性・先天性、眼球打撲等(先日のハスキー犬とのフェンス越しの喧嘩のせいか?)の外傷性要因があり、ハッキリとした原因は分からないそうです。それに付随して緑内障と初期の老年性白内障も見られ、点眼で様子を見ていくことに・・・マジ落ち込んだ~~~!

 先生曰く、『色々とショックだとは思いますが、早期発見できて良かったです。』 私『はい、その為に毎年検査してるんですから』・・・改めてあるブリーダーさんが仰った『検査をすることで問題をあぶり出すのではなく、検査をしないことで起る不幸を防ぐことです』という検査の意義に対する言葉が胸にズシリときました。今回の診断結果は決して嬉しいものではありませんし、今後目の状態が以前の状態に戻る訳でもありませんが、もし検査を受けなかったら、白内障だけでなくヤンチの水晶体にズレが生じていることも緑内障が起りかけていることも知らずにいました。犬は人の7倍の痛みに耐えることができると教えてくれた人がいます・・・きっとどんな病気も症状が表に出て来た時には最悪なところまできているんだなぁと思います。
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ヤンキー7歳5ヶ月
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 この写真のヤンキーの目を見て、目の中で色んな問題が生じていることが分かる人はまずいないと思います。肉眼で見て、うちの子は大丈夫。問題ナシと思い込むのは危険です。なので皆さんも是非愛犬には毎年のアイチェックを眼科専門医で受けさせてあげて下さい。ここで私がいうアイチェックとは無散瞳検査と散瞳検査の両方のことです。今回知ったことの一つに散瞳前と後で眼圧の数値が変わることがあるということがあります。無散瞳で測ると両目とも正常値だったヤンチの眼圧が散瞳後の検査では右目が異常値になりました。眼科専門医の先生なら必ず両方の状態で検査されると思いますが、アイチェックを受けられる際には是非確認してあげて下さい。

 人間同様、『早期発見、早期治療』が愛犬と長く楽しく暮らすには必要なことだと思います。私も落ち込んでないで頑張るぞ~!!

2012年の結果コチラ
2013年の結果コチラ
2015年の結果コチラ



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